12歳でもわかる!決算書の読み方を実践してみるよ1
使えてなんぼなので、読みながら自分の務めている会社に適用してみたよ。
12歳でもわかる!決算書の読み方~お金のことを知らずに「社会人」になってしまった人の会計入門~
- 作者: 岩谷誠治
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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勤め先の個別財務諸表の貸借対照を読む
会計ブロックの高さ
35,471(百万円):大企業に分類される金額です。
右目
自己資本比率=資本/総資産100=14,611/35,471100=41.2[%]
東京証券取引所の上場企業平均値は35.33%(2008年度 全産業)
ちょっと基準データ(平均値)が古い。
左目
固定比率=固定資産/資本100=16,749/14,611100=112.8[%]
左目と右目の関係:右目より、左目の方が高い。つまり流動負債>流動資産。
右眉
流動比率=流動資産/流動負債100=18,722/17,770100=105.4[%]
一年以内に返さなきゃいけない借金に対して、一年以内に現金化できるお金が足りてるかどうか。 パーセンテージでは足りているが、、
ただし、流動資産のすべてが短期的に現金化されるとは限らないため、流動資産が流動負債の1.5倍程度ある150%以上の水準が望まれます。
には届かない。
左眉
当座比率=当座資産/流動負債100=12,331/17,770100=69.4[%]
棚卸資産(在庫)が多い。
まとめ
- 当座比率が低い。つまり、在庫が多く、流動負債の内で約30%である。これは業界内での水準としてはどうなのだろうか?
- 流動比率が低い水準である。これは固定資産が多いことを示す。固定資産の内訳を調べると関係会社株式と関係会社出資金が固定資産の約60%を占める。
対応としては、在庫を減らして当座資産を増やしたほうが良い。
また、関係会社にお金を大きく突っ込んでいるので、そちらの成績をよく調べる必要がある。→連結の貸借対照表を見ることになるのかな?
次は個別の損益計算書を見てみようと思う。今日はここまで。